障害年金申請は社労士に依頼すべき!プロに頼む3つの大きなメリット
「書類の書き方がわからない」「提出しても本当に審査に通るのか不安」など、様々な壁にぶつかることがあります。
そんな時、あなたの力になってくれるのが、障害年金の専門家である社会保険労務士です。
本記事では、障害年金の申請を社労士に任せることで得られる、大きな3つのメリットをご紹介します。
目次
- ○ プロに頼む3つのポイント
- ○ プロに頼むデメリット
- ○ まとめ
プロに頼む3つのポイント
ポイント1. 成功率が格段に上がる
障害年金は、書類の書き方一つで受給の可否が分かれるほど、非常に専門的な知識と経験が必要です。
社会保険労務士は、年金の制度を熟知しており、以下のようなプロならではの視点から申請をサポートします。
・医師との連携サポート
診断書は障害年金申請の要です。
社労士は、診断書を適切に記載してもらうために、医師に伝え方や記載内容に関するアドバイスを行います。
・「病歴・就労状況等申立書」の作成
申請者の日常生活や仕事への影響を具体的に伝える重要な書類です。
社労士は、申請者の方から丁寧にヒアリングを行い、審査に有利な書き方で書類を作成します。
・膨大な書類のチェック
申請には複数の書類が必要であり、不備があれば不受理となります。
社労士が、すべての書類を漏れなく、正確にチェックし、提出します。
ポイント2. 申請者の負担を大幅に軽減できる
障害年金の申請は、診断書の取得、病歴の整理、公的な書類の収集など、複雑で多岐にわたる作業が必要です。
病気やケガで体調が優れない中、これらの手続きを自力で行うことは大きな負担となります。
社労士に依頼することで、煩雑な手続きのほとんどを代行してもらえます。
申請者は、療養に専念でき、心身の負担を大幅に軽減することが可能です。
ポイント3. 審査のやり直し(不服申し立て)にも対応できる
残念ながら、一度目の申請で不支給決定となるケースも少なくありません。
不支給決定に納得がいかない場合、不服申し立て(審査請求・再審査請求)を行うことができますが、
これはさらに複雑で専門的な知識が必要です。
社労士は、不支給決定の理由を分析し、法的な根拠に基づいた論理的な書類を作成します。
これにより、諦めかけていた受給の可能性を再び引き上げることが期待できます。
プロに頼むデメリット
障害年金申請を社会保険労務士に頼む場合のデメリットは、主に以下の2点です。
デメリット1. 費用が発生する
社会保険労務士に依頼する場合、当然ながら報酬を支払う必要があります。
具体的な金額は社労士事務所によって異なりますが、一般的には着手金と、年金が決定した際に支払う成功報酬の合計となります。
着手金: 依頼の際に支払う費用で、数万円程度が目安です。
成功報酬: 実際に年金が受給できることになった場合に発生する費用です。
年金の2か月分、または初回振込額の10〜20%といった形で設定されていることが多いです。
「せっかく年金がもらえるのに、その一部を支払うのはもったいない」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、この費用は、申請にかかる手間や時間、そして不支給になるリスクを大幅に軽減するためのコストと考えることができます。
デメリット2. 依頼する社労士との相性がある
社会保険労務士は、あなたの病状や生活状況について詳しくヒアリングを行い、それを書類に落とし込む作業を行います。
そのため、依頼する社労士と信頼関係を築けるかどうかが非常に重要になります。
もし、社労士とのコミュニケーションがうまくいかなかったり、自分の意図が伝わらなかったりすると、スムーズな申請が難しくなる可能性があります。
このデメリットを避けるためには、依頼する前に無料相談などを利用して、社労士の人柄や対応を確かめることが大切です。
「障害年金専門の社会保険労務士であるか」「申請実績はどのくらいあるのか」「審査請求・再審査請求に対応しているか」なども確認し、最も信頼できると感じた方に依頼することをお勧めします。
まとめ
障害年金の申請は、自力で進めるには非常にハードルが高いものです。
社労士に依頼することで、手続きの負担を減らし、受給できる可能性を最大限に高めることができます。
まずは一度、無料相談などを利用して、社労士に話を聞いてみてはいかがでしょうか。
きっとあなたの不安を解消する一歩になるはずです。
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