事例15 頭部外傷(脳挫傷) 左片麻痺 高次脳機能障害で障害基礎年金2級
目次
事例15 頭部外傷(脳挫傷) 左片麻痺 高次脳機能障害で障害基礎年金2級
受給事例の概要
・傷病名:頭部外傷(脳挫傷) 左片麻痺 高次脳機能障害
・年齢:20歳代
・就労状況:正社員(事務職)
・年金種類と年金額:障害基礎年金2級、約79万円
相談からご依頼まで
障害者に理解のある企業と父母の庇護のもと過ごしてきたが、両親も齢を重ねてきたことら将来に不安を覚えた母が当事務所に相談された。
請求におけるポイント
(病歴・日常生活状況)
幼いときに高所から転落して脳挫傷となり左半身の障害が残った。
脳挫傷の後遺症で全般的に発育が遅く、学習も遅れていった。
特別支援学校を卒業した後は障害者枠で一般企業に就職し、単純作業であったが大きな問題もなく勤務できてきた。
この事例の大きなハードルは20歳前の初診日をどのように証明するかであった。
母が保管していた母子手帳や通知簿など幼少時から学卒までの資料と父親の日記の転落事故当時のコピーを添付して裁定請求を行った。
初診日について年金幸に重箱の隅をつつかれないか不安であったが特に指摘もなく支給が決定した。
結果
障害基礎年金2級(事後重症)
感想
幼少期の初診日を証明するとき、資料がほとんど残っていないことが多い。
ご両親が母子手帳や通知簿など多くの資料を保管されていたのでとても助かった事例でした。
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