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事例10 糖尿病性網膜症で障害基礎年金2級

目次

事例10 糖尿病性網膜症で障害基礎年金2級

 

受給事例の概要

・傷病名:糖尿病性網膜症
・年齢:50歳代
・就労状況:無職
・年金種類と年金額:障害基礎年金2級、約78万円
 

相談からご依頼まで

眼科主治医より障害年金請求を勧められるが、自分では手続きが難しいと考え当事務所に相談に来られた。

請求におけるポイント

 約20年前からとても疲れやすくなり、そして手に痺れが出てきた。
 友人の紹介で、県立病院から独立されたばかりの評判の良い先生がいる内科を紹介され受診。
 検査の結果血糖値が300を超えており、糖尿病と診断される。その後数年間、服薬治療を受けた。
 5年ぐらい経った頃に目が見えにくくなり眼科初診。糖尿病性網膜症と診断される。
(症状・日常生活・就労状況)
 ・文字は相当顔を近づけなれば読むことができない。
 ・暗くなると視力が極端に悪くなるので、昼間しか行動できない。
 ・家事などの日常生活は、最低限のことはできるが、ほとんどは同居している家族に頼り切っている状態。

 糖尿病の初診日の内科を訪問してカルテが残っているか確認したがすでに廃棄されていた。レセコン情報など受診歴がパソコン等に保存されていないか尋ねたが保存されていなかった。
 初診の内科を紹介した友人とその当時の状況を覚えている友人2名に第三者証明を書いてもらった。
 初診の内科のホームページに開業年が記載されたページがあったので印刷し、第三者証明と一緒に添付して請求したところ初診日が認められた。

結果

障害基礎年金2級(事後重症)

感想

 「第三者証明を書いてください。」と知人にお願いしただけでは何を書けばよいかわからないのが普通だと思います。
 第三者証明の記載をお願いする際、当事務所では、記載して欲しい要点を整理して箇条書きにしたメモをお渡ししています。
 また、今回のように受診年(開業年)が具体的にわかる資料などできるだけ多くのものを添付して請求するようにしています。
 年金機構が要求していない書類をつけたらダメだと思っている方が多いですが、余分な書類を添付してはダメとどこにも書いてないので、初診日や症状を補強する書類はどんどん添付すべきです。

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