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事例8 胃癌で障害基礎年金2級

目次

事例8 胃癌で障害基礎年金2級

 

受給事例の概要

・傷病名:胃がん
・年齢:40歳代
・就労状況:アルバイト
・年金種類と年金額:障害基礎年金2級、約78万円
 

相談からご依頼まで

 生活が苦しいため抗がん剤の副作用で苦しみながらも就労(アルバイト)を続けていた。
 就労していると障害年金はもらえないと思っていたので請求をあきらめていたところ、主治医より「働きながらでも障害年金をもらっている人もいる。社労士を紹介するから相談してみては」と勧められ当事務所へ相談された。

請求におけるポイント

 就労状況を詳しくヒアリングしたところ、発病前から務めている会社で、抗がん剤治療に理解があり、辛いときは早退や休みも自由に取ることができるなど、かなり手厚いサポートを会社から受けていることが分かった。
 ほかの会社ではこのようなサポートを受けるとは不可能であり、実質的には就労不能であること。
 日常生活は、抗がん剤の副作用と仕事の疲れからほとんんど行うことができず、もっぱら同居の夫に頼っている状況であった。
 上記の内容を「病歴・就労状況等申立書」に詳しく記載するとともに、これらのことを反映させた診断書を主治医に作成していただき裁定請求を行った。

結果

障害基礎年金2級(事後重症)

感想

 ”働いていると障害年金はもらえない”と信じている人は、障害者本人や周りの人だけでなく、医療関係者でもとても多いのが現状です。
 「障害年金 就労 もらえない」といった検索ワードで、当ホームページを訪れていただいている方も多いのではないでしょうか。
 障害年金請求時に就労している場合は、その就労に関してどのような制限・不便があるのか、どのようなサポートにより就業が成立しているのかを詳細に書き出し、診断書に反映してもらうとともに病歴就労状況等申立書に記載することが重要です。

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